10日間、女一人でニュージーランド南島を旅してきました。
わたしが行った街はこちら。
- クライストチャーチ
- テカポ
- マウントクック
- ワナカ
- クイーンズタウン
行き帰りのフライト時間を含めてちょうど10日間の旅。テカポからマウントクックへレンタカーで移動した4日目の記録です。
マウントクックのハイキングについて知りたい方はこちら。
テカポからマウントクックへ車で移動

テカポからマウントクックへは、車(レンタカー)で移動した。行き方は簡単で、国道8号から途中で右に曲がり、国道88号に入るだけでほぼ一本道だ。
出発前に調べたGoogleマップでは約1時間ほどの距離だったが、プカキ湖の横を通るドライブコースは絶景。
途中で車を停めて景色が見られるポイント、サーモンのお店にも寄り、おおよそ1時間半でマウントクックに到着した。
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この日は朝一でスーパーに買い出しへ。マウントクックの周辺にはスーパーがないので、次の2日分の食料やハイキング用のおやつなどを買いだめしてから出発した。

実際にテカポを出発したのは朝9時半。
出発して少しすると、プカキ湖が目の前に飛びこんできた。
空の色と同じ色のプカキ湖。散々テカポで湖は見ているはずだが、天気がいいのもあって、ものすごく澄んでいるようにみえる。
事前に調べていたプカキ湖にあるサーモン屋さん「Mt Cook Alpine Salmon Shop」に立ち寄ることに決めていたので、景色を楽しみながら、車をゆっくり走らせた。
サーモン屋さんにはオープン10時ちょうどに到着。
マウントクックから流れてくる冷たい氷河の水がサーモン養殖に適しているということで、ここら辺ではサーモンが有名らしい。

スモークサーモンなど何種類かサーモンが売られていたが、一人サイズの生のサーモン(日本でいう刺身)がパックで売られていたので迷わず購入。
海外のスーパーだと基本すべてが大きくて、一人用サイズが中々ないからうれしい。

お店の外にはテラス席も。プカキ湖の目の前でめちゃくちゃ開放的。

醤油とわさび、そして割りばしがもらえた。こちらの人も刺身は醤油で食べるのが主流なのかしら。
少し日本を感じながら、ニュージーランドの大自然の中で食べるサーモンは絶品だった。
名称:Mt Cook Alpine Salmon Shop
住所:Lake Pukaki Information Centre, Pukaki 7999 ニュージーランド
マウントクックのハイキングコース/トレッキングコース
サーモン屋さんを出て、マウントクックのメインの駐車場(White Horse Hill Campground)に着いたのは11時頃。すでにまあまあな数の車が停まっていた。
ここからスタートして、マウントクックのハイキングに行く。

地図でも分かるように、マウントクックにはいくつもハイキングコースがあるのだが、結局この日は「フッカーバレートラック」「ケアポイント」という2つのコースに行き、夕暮れ直前まで動きっぱなしだった。
一番人気の「フッカーバレートラック」

まずは一番有名な「フッカーバレートラック」。
「フッカーバレートラック」は地図で見ると距離が長いコースだが、道も平坦で、ただ歩いていればいいだけの簡単初心者向けコースだ。

初心者向けのコースとはいうものの、距離は長いので片道1時間半くらいかかった。3時間歩きっぱなしになることを想定して、水や食べ物を事前に用意しておくとよいだろう。

唯一こわかったのは、この橋。

定員20名と書いてあるのに、どんどん人が入ってくるし、風もまあまあ吹いている日だったので見た目以上に揺れる。
若干の高所恐怖症のわたしは手すりにしがみつきながら渡ったが、普通の人なら全然怖くないと思う。

「フッカーバレートラック」は最初から最後まで景色が最高。

一人でルンルンで歩いていたらすぐにゴール(折り返しポイント)のフッカー湖に到着。

湖の前には結構スペースがあって、たくさんの人が色んなところに座って写真を撮ったり、おやつ休憩をしている。
わたしもテカポで買ってきたチーズとクラッカーを食べて、存分に写真を撮り、存分に空気を楽しんでから、来た道を戻った。
サクッと行ける「ケアポイント」
「フッカーバレートラック」から戻ってきたのが、3時前。まだ少し時間もあるし、体力も残っているからと「ケアポイント」というコースに行くことに。

「ケアポイント」のゴールまでは、片道30分くらい。
やはり「フッカーバレートラック」より歩いている人は少ない。コースも山と山の間にあり、景色がひらけた絶景ポイントはほぼなし。ということで写真も残っていなかった(笑)
少しだけ緩やかな坂道があったが、ゴールにはすぐ到着。

時間がかからないコースだということもありバスツアーの団体さんが来るコースのようで、韓国の団体さんとゴールで一緒になった。
おじさんおばさんがワイワイと写真を撮っていたので、わたしも「後ろ姿で写真撮ってもらえますか?」と韓国語でおじさんにお願いしてみる。
わたしが韓国人ではないと分かり「どこから来たのー?」「旅行なのー?」「なんで韓国語話せるのー?」と周りの人たちからも質問され、「あれ?ここは韓国の市場かな?」と錯覚するほどで面白かった。
ちなみに写真をお願いしたおじさんからは、いろいろとポーズや立ち位置の指示を受け、いい写真をたくさん残すことができた。ありがとう、アジャッシ(おじさん)。

ちなみにハイキングの服装は、こんな感じ。
下は運動用のレギンス、上は運動用のタンクトップ、そして長袖のベースレイヤー(下着)を重ね着し、ワークマンで買ったウィンドブレーカー。靴はランニングシューズ、バックは普段使いできるサイズ感のリュック。
わたしが行った9月は日中も動いていないとヒンヤリする気候だったが、この日はずっと晴れていたので動くと少し汗ばむくらいだった。
「フッカーバレートラック」「ケアポイント」は普通のスニーカー、ジーンズなど普通の服装でも行けると思う(実際にそういう人もいた)が、体温調節ができるように重ね着はできるようにしておいたほうがいいだろう。
トレッキングシューズ、ストックなんかの本格装備はなくて大丈夫。
マウントクックの宿

マウントクックにあるホステルは満室だったので、マウントクックから車で15分くらいのところにある「グレンタナー・パーク・センター」という宿に泊まった。
キャンピング施設の中にベットがある建物があるような感じで、大きなキッチンとシャワー施設はキャンプ客と一緒。

夜のシャワー終わりはブルブル震えるくらいの寒さなのに、敷地には桜が咲いていて、景色とのアンマッチ感が逆にいい味を出している。

街灯もほぼないので、夜になると星空がテカポよりも綺麗に見えた。

せっかく来たのだから、ということで明日もマウントクックでハイキングをする予定だ。
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