わたしが行った7カ国と各国の街はこちら。
- オランダ(4泊)ハールレム、アムステルダム、ロッテルダム
- ベルギー(2泊)ブルージュ、ブリュッセル
- フランス(3泊)ストラスブール、コルマール
- ドイツ(4泊)フランクフルト、マインツ
- イギリス(5泊)ロンドン
- ポルトガル(5泊)リスボン、シントラ
- スペイン(5泊)バルセロナ、シッチェス
行きと帰りのフライト時間を含めてちょうど31日間の旅。12日目の記録です。
フランクフルトでのヘルシーライフ
わたしは朝型の人間だ。
目覚まし時計はワンコールで起きることができるし、目覚めてすぐから動き回ることができる。その反面、夜は苦手なので夜更かしするのは大晦日くらいだ。
前日のマインツ観光で歩き回ったにも関わらず、いつも通り朝7時に目が覚める。
ホテルの目の前に大きな公園があることは知っていたので、この旅2度目の朝ランをすることにした。
「グリューネブルク・パーク」で朝ラン
地元ランナーも多い「グリューネブルク・パーク」
アジア人が走っているのはかなり珍しいのだろう。
反対側から走ってくるランナーとすれ違いざまによく目が合う。日本であれば居心地が悪く感じるような状況でもここでは気にならない。
Googleマップを見ていても自分がどこを走っているのか分からなくなるほど高い木々に囲まれた公園で、迷いながら走った。(地図がうねうねしているのでお分かりいただけるだろう)
ホテルのドアまで戻ってくると、ちょうどこれから走りに行くらしい女性とすれ違う。
「Good morning!」
ランナー同士のつながりを感じつつ軽い挨拶を交わし、わたしは部屋へ戻った。
名称:グリューネブルク・パーク
住所:August-Siebert-Straße 22, 60323 Frankfurt am Main, ドイツ
海外で初○○!!
ずっと海外でやってみたいことがあった。
それは、フィットネス関連のレッスン。
元々ジム、体を動かすレッスンなどは好きなのだが、海外で日本人ではない先生から教えてもらい、参加している人と交流してみるのも楽しそうだなと思っていた。
時間を超えるフライトに乗ったことがある人は分かると思うが、どんなにストレスがないフライトでも自然と体は硬くなる。ヨーロッパまで30時間もの移動でカチカチになった体。狭いドミトリー、一人部屋に泊まっていてストレッチするスペースもない。
「激しい運動よりもヨガにしよう」
そう思って昨日の夜にフランクフルトでヨガのレッスンが受けられる場所を探し、インターネットで予約をしておいた。
予約したのは「Yoga Studio Frankfurt – Health Coach Stephan Suh」
スタート時間の少し前に着きそうだったので、周りを散歩してからスタジオに向かう。
ドアの前まで来るとドキドキしてきた。
自分でも、自分が外交的なのか、内向的なのか分からない。行動力はあって、人と話したいとは思うのだが、いざ直面すると緊張して、逃げ出したくなる気持ちが見え隠れする。人と話したあとは「あんなこと言わなければよかった」と一人反省会をするときもある。
ただ、「やらなければよかった」と思ったことはないので、これからも外交的と内向的の狭間で生きていこうと思っている。
ドアのベルを鳴らすと鍵がカチャと開いた音がした。階段で上の階まで上がり、ドアを開けると女性が出迎えてくれた。
この女性は今回のレッスンの先生、Alev(アレフ)。
「初めまして。フランクフルトには観光しにきてて、ここに来るのは初めてです。ドイツ語も分からないんですけどよろしくお願いします」
「そうなんですね!レッスンはドイツ語でやるけどポーズとか間違ってたりしたら教えるね」
「先生のポーズよく見るようにします!」
雑談しているうちにもう一人の生徒が入ってきて、レッスンがスタートした。
光が差し込むヨガスタジオ
生活をしていると自然と入ってしまう体の力を抜く時間、カチカチになっていた筋肉をじわぁと伸ばす動き、筋肉に少し力を入れる動き、最後に深呼吸で終了。
Alevが「ここをこうして」とポーズや動きを教えてくれるので、ドイツ語でも全く問題なかった。ヨガは何語でもできると思う。
わたしとAlev
「ヨガは日本で女性に人気だけど、フランクフルトでもヨガは人気?」
「最近流行ってきたんだよね。フランクフルトは金融関係に勤めている人が多いからストレスが多くて。ストレス解消の方法として人気になってきた感じかな」
そう話してくれたAlev自身も本職は銀行でのオフィスワーカーだ。平日の夜や週末だけこうして好きなヨガを教えていて、先生の時間がAlev自身のストレス解消になっているらしい。
みんなストレスの度合いは時期によって変わると思うが、ストレス解消の”好き”も生活にうまく取り入れることができるとよいなと思った。
「Danke!(ありがとう!)」
「Bitte schön!(どういたしまして!)」
おしゃべりしながらドアの外まで来て、最後はお互いに手を振りながらお別れ。ドアを開いたとき緊張で冷や汗をかいていたのが噓のように、心がほっこりしていた。
名称:Yoga Studio Frankfurt – Health Coach Stephan Suh
住所:Meisengasse 9, 60313 Frankfurt am Main, ドイツ
アップルフェスティバル
ヨガが終わるタイミングで雨が降ってきてしまったのだが、「アップルフェスティバル」というものが今ちょうどやっている、とAlevから教えてもらったのでヨガ終わりにそのまま向かう。
りんごのスパークリングワイン、ジュース。フランクフルト、フライドポテトなどの屋台が広場に並ぶ。
そのうちのひとつ、おじさんがやっている屋台でりんごジュースを頼んだ。
りんごの炭酸ジュース
パラソルがまばらに並ぶテラス席。
雨でもまぁまぁな賑わいだ。
そういえばドイツ人の友だちが「ドイツ人は炭酸が好き」って言ってたっけ。
名称:Apfelweinfestival
住所:Roßmarkt, 60311 Frankfurt am Main, ドイツ
特大フライドポークと大量の○○
ランチはぶらぶらと歩いていて見つけたお店に入ることに。
観光客に慣れているのか店員のおばさんがサラッと英語メニューを手渡してくれた。
英語を読んでもメニューの想像ができないので、「Fried pork and potatos」を注文。これだけの表記で分かったらエスパーだ。
運ばれてきた料理はまさに「Fried pork and potatos」だった。脂っこくはないのだがポテトとの組み合わせは中々ヘビーである。
※お店の場所はメモしていませんでした…
街歩き
お腹がいっぱいになったので散歩。
「クラインマルクトハレ市場」をのぞいてみる。
野菜、フルーツ、お惣菜なんでも売っている。
そのあとはフランクフルトで一番の観光スポットであろう「レーマー広場」
ドイツっぽい建物がいくつか並んでいるのだが、この前行ったストラスブール、コルマールのほうが街並みが整っている。
ちなみにフランクフルトは観光地としては有名ではない。
街から近い距離に国際空港があり、世界中の人がフランクフルト空港をハブとして行き来するので観光客はそれなりにいる。
鉄の橋
オペラ座
「オペラ座」の周辺はスーツを着たオフィスワーカーが多い。スーツの人を見るのは久しぶりだ。今までの街ではまったくいなかったが、さすが金融の街フランクフルト。
お昼時にはスーツを着た人たちがおしゃれなレストランでランチを食べていて、なんだかすごく絵になっていた。
走って、ヨガして、食べて
朝はランニング、そのあとはヨガ。お腹が空いたのでランチ(選んだメニューはヘビーだったが)
旅行でこういった現地の人と交流する日を取り入れるのもよい過ごし方ではないだろうか。とても楽しい経験となった。
翌日はフランクフルト空港からロンドンへ飛ぶ。
▼13日目の記事はこち
7カ国ヨーロッパ周遊旅行~1ヶ月間の女一人旅(13)フランクフルト→ロンドン
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ヨーロッパ周遊旅行で宿泊したドミトリー・ホテルまとめ
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