わたしが行った7カ国と各国の街はこちら。
- オランダ(4泊)ハールレム、アムステルダム、ロッテルダム
- ベルギー(2泊)ブルージュ、ブリュッセル
- フランス(3泊)ストラスブール、コルマール
- ドイツ(4泊)フランクフルト、マインツ
- イギリス(5泊)ロンドン
- ポルトガル(5泊)リスボン、シントラ
- スペイン(5泊)バルセロナ、シッチェス
行きと帰りのフライト時間を含めてちょうど31日間の旅。22日目の記録です。
リスボン「サン・ジョルジェ城」、お土産探し
前日に「サン・ジョルジェ城」のチケットをネットで買っていたので朝イチで向かった。
歩いていると道の真ん中で大きなトラックが右折できずに立ち往生している。
この危機的状況を運転手さんがどう解決するのか気になって見守っていたのだが、結局最後は左前に止まっている乗用車の運転手さんが出てきて車を移動させて解決。
あと数センチで乗用車にぶつかるくらいギリギリで、見ているこっちが冷や冷やしてしまった。
運転が苦手な人間からしたら細くて、坂道で、トラムが走る街でこんな大きなトラックを運転するなんてまったく想像ができない…。
道幅が狭いリスボンでは車が引っかかってトラムが立ち往生、その後ろで車が渋滞、なんてことは日常茶飯事だそうだが、誰も文句を言わずただ待っているのだからびっくりだ。
サン・ジョルジェ城
朝イチで来たのでスムーズに入場することができた。ポルトガルの観光地の中でも歴史が古く、紀元前まで遡るらしい。
”城”というより”城跡”
敷地内ではなぜか孔雀が放し飼いにされているのだが飛んでいかないのだろうか。
すごく写真映えしている孔雀さんたち。
名称:サン・ジョルジェ城
住所:R. de Santa Cruz do Castelo, 1100-129 Lisboa, ポルトガル
「サン・ジョルジェ城」の入口すぐにある「Pastel de Bacalhau(鱈のコロッケ)」屋さんで小腹を満たす。
ここの「Pastel de Bacalhau」は中にチーズが入っていて、サイズが通常の2倍くらいある。それなりに値段はするが、変わり種の「Pastel de Bacalhau」が食べられる。
名称:Casa Portuguesa do Pastel de Bacalhau – Castelo
住所:R. de Santa Cruz do Castelo 3 A, 1100-478 Lisboa, ポルトガル
「サン・ジョルジェ城」の近くで見かけた家の窓からアコーディオンを演奏する男性。バケツを吊るして家から出ずにチップをいただいていた。こういう一般常識とは違う発想ができる人が、何だかんだ賢い気がする(笑)
Lisbon’s Tiles
ぶらぶらしていたらたまたま見つけたハンドメイドのタイル屋さん。
ここら辺は小さなハンドメイドのお店が集まっているエリアらしく、歩いていると何軒かハンドメイドのお店を見かけた。
「割れ物を持って帰るのも大変だし見るだけ~」
そう思って入ったのだが、猫のタイルマグネットがあり思わず購入。猫好きは猫グッズを集めたくなってしまう性分である。きっとわたしだけではないはず。
店員さんにプチプチをたくさん巻いてくださいと言ったら二重にしてくれた。
名称:Lisbon’s Tiles
住所:Rua do Salvador 56, 1100-466 Lisboa, ポルトガル
Porta 16
ここもハンドメイドのお店。
中で作業をしていたので「撮ってもいいですか?」と聞いて撮らせてもらった。ここではアズレージョ柄(ポルトガル特有のタイル柄)のピアスを購入。
名称:Porta 16
住所:R. de São Vicente 28, 1100-491 Lisboa, ポルトガル
サンタ・クラーラ市場
火曜、土曜しかやっていない「サンタ・クラーラ市場」ちょうど土曜日だったので立ち寄ってみることに。
お土産屋さんっぽいお店3割、不思議な雑貨屋さん7割(笑)
ヨーロッパとアフリカっぽいものが混ざり合っていて不思議な雰囲気。
名称:サンタ・クラーラ市場
住所:Campo de Santa Clara, 1100-472 Lisboa, ポルトガル
バカリャウ、再び
ポルトガル初日以来の電車に乗ってわざわざ行きたいと思っていたレストランに向かったのだが、閉まっている…!ガラス扉に貼ってあった紙をGoogle翻訳にかけてみると臨時休業らしい。
ということで、近くにあった別のレストランを探して入ってみた。
平日だったということもあり、ランチタイムで食べに来ているビジネスパーソンっぽい人たちもチラホラ。
「隣の人が食べているものは何ですか?」
あまり英語が通じない店員さんだったがスマホの翻訳機を使いながら説明してくれた。どうやらメニューには載っていない”本日のスペシャル”的なメニューらしい。
隣の人が食べていたバカリャウ(鱈)のグラタン。クリーミー。
美味しいのに、ほとんどのメニューが10ユーロしない。外食で10ユーロしないというのはポルトガルでもかなり安いほうではないだろうか。
食費にはシビアな貧乏旅だがポルトガルでは食べることも楽しい。
名称:Ponto e Virgula
住所:R. Martens Ferrão nº26, 1050-160 Lisboa, ポルトガル
リスボン観光穴場「フロンテイラ宮殿」
少し遠い場所にあって「行く時間あるかな~」と思っていた「フロンテイラ宮殿」
ギリギリ閉園時間に間に合いそうだったので、ランチを食べてから向かうことに。
駅が可愛い。
電車、バスを乗り継いで1時間。最寄りのバス停から住宅地を歩くこと20分。観光客らしい人もいない、というかそもそも人が歩いていなくて不安になったが、無事に到着。
どうやらガイド付きではないと建物内に入ることができないらしいのだが、閉園ギリギリの時間に行ったためこの日のガイドツアーはすでに終了していた。
「庭園だけならまだ入られるよ~」
チケット売り場のおじさんに言われたので庭だけ見て回ることに。
”宮殿”という名前だが元々は貴族の家で、今は個人所有の博物館になっている。
リスボン中心部の観光地と違って人も少なく静か。緑も多い。とても好きな空間で、庭園に足を踏み入れた瞬間好きになった。
季節によってはお花も咲く庭園。
青いタイルが美しい。
スペイン語を話す大家族がみんなで写真を撮ろうとしていたので「撮りましょうか?」と声をかけて集合写真を撮ってあげると、「あなたも撮ってあげるわよ~」と。
すごいたくさん写真を撮ってくれた陽気なお母さん。
「Japonés(ハポネス=日本人)?」
「Yes! Japonés!」
わたしが日本人だと分かると「Arigato!」と挨拶してくれた。どの国の言葉でも簡単な挨拶くらいはできるようにしておくと人と交流する機会がグッと増えると、今回のヨーロッパ旅行で実感している。
庭園内には音響機器をセッティングしたバンドマンたちが何やら準備していて、バルーンやお花の装飾が運ばれてきていた。どうやら閉園後に貸し切りで祝い事のパーティーが始まるらしい。
こんなところで貸し切りパーティーとは一体どんな人たちが来るんだろう?と気になったが準備の邪魔になりそうだったのでササっと抜けて帰ってきた。
雰囲気がとても好きな庭園。遠いが行く価値があるリスボンの中でもお気に入りの場所になった。
名称:マルケゼス・デ・フロンテイラ宮殿
住所:Largo São Domingos de Benfica 01, 1500-554 Lisboa, ポルトガル
次の目的地は?
リスボンのホステルは明日チェックアウト。
次はマドリードに行こうかと考えていたのだが。リスボンからマドリードまでの移動手段は飛行機のみで、バスも、電車もないっぽい。(昔は寝台電車があったらしいが最新の情報は見当たらなかった)
マドリードまで陸路で行けると思っていたので想定外。
移動すること自体に少し疲れてきていたので思い切ってマドリードをすっ飛ばして、バルセロナに飛ぶことにした。日本へ帰るバルセロナ発の便は予約済み。バルセロナがこの旅の最終目的地となる。
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