わたしが行った7カ国と各国の街はこちら。
- オランダ(4泊)ハールレム、アムステルダム、ロッテルダム
- ベルギー(2泊)ブルージュ、ブリュッセル
- フランス(3泊)ストラスブール、コルマール
- ドイツ(4泊)フランクフルト、マインツ
- イギリス(5泊)ロンドン
- ポルトガル(5泊)リスボン、シントラ
- スペイン(5泊)バルセロナ、シッチェス
行きと帰りのフライト時間を含めてちょうど31日間の旅。6日目の記録です。
電車でブリュッセルへ
ホステルの朝食ブュッフェをたらふく食べて(7ユーロの元は確実にとれた)、ゆっくりと荷造り。
今日はブルージュからブリュッセルへ向かう。
ベルギーの首都、ブリュッセル。
さぞかし見るところが多いのだろうと思っていたので、最初は3泊しようと考えていた。
しかしリサーチしていると、どのサイトも「ブリュッセルは期待するほどではない」「治安がよくない」と書いてある。マジか。首都で見るものがほぼないとは誰が考えるだろうか。
急遽1泊に変更したのだが、結果、正解だった。
ブリュッセルまでは片道16ユーロ
ブルージュ駅で電車の切符を買おうと販売機と数分にらめっこしたのだが、買い方が全く分からない…。近くにいた観光案内のお兄さんにブリュッセル北駅に行きたいことを伝えて、無事に購入することができた。
電車に揺られること1時間。予約していたホテルの最寄り駅、ブリュッセル北駅に到着した。
駅から外に出るとサイトに書いてあった「治安がよくない」の意味が少し分かった。平日の昼間なのに人が少ない。
とにかく警戒している雰囲気を醸し出さなければと思い、眠くて重くなっていた目をかっ開き、眉間にしわを寄せ、重いスーツケースを持っていないかのように足早にホテルの方向へ歩いた。
ホテルに近づくにつれ、人が増えてきた。ホテルの周りはまだ大丈夫そうだ。ひとまず観光はできそうで安心。
ホテル「Progress Hotel」に着いて、やはり今までのオランダ、ブルージュよりは治安がよくないのだろうと改めて感じた。
もうすぐチェックインの時間になるというのに、ホテルのドアに鍵がかかっていたからだ。
まずホテル入口の呼び鈴を鳴らし、フロントの人がカメラかガラスのドア越しに呼び出し人の顔を確認してから鍵を開けてくれるというシステム。昼間でも勝手にホテルに怪しい人が入ってくる可能性があるからこのような手順にしているのだろう。
この鍵のおかげでホテル内はセキュリティがしっかりしていそうで安心だし、部屋、設備、アクセスには満足している。
なんといっても、今回はホステルではなくホテル。
約1週間ぶりの一人部屋だ。
≫ 「Expedia」で予約する
≫ 「Agoda」で予約する
貴重品を入れたウエストポーチが表から見えないようにパーカーの下にしまってから、中心地へ向かった。
街中には様々なファッションブランド、コスメ、ショッピングモールが並んでいて、買い物客が多い。
大通りには我らがユニクロもあるのだが、マネキンが来ているコーディネートはやはり日本とは違う。ヨーロッパで見るユニクロは、まるでヨーロッパのブランドのようだ。
Le Roi de la Gaufre
ネットで事前にリサーチしていたワッフルのお店で腹ごしらえすることにした。
お店の前は焼き立てワッフルの香り。
トッピングの種類が多すぎて迷っていると、店員さんに英語で話しかけらえた。
「こっちでいろんな組み合わせが見られるわよ~。ゆっくり選んでね!」
目を向けると、いろんなトッピングのワッフルが並んでいた。
観光客への対応に慣れている店員さん
注文したのは、ヌテラといちごのワッフル。
ブルージュで食べたワッフルよりも生地がサクッとしている。お店が違うだけでこんなにも違うものなのか。
おにぎりの海苔も”しっとり派”ではなく、”パリッと派”なわたしは、こちらのワッフルのほうが好みだった。店内に席もあり、ゆっくりできた。
名称:Le Roi de la Gaufre
住所:Rue de la Fourche 41, 1000 Bruxelles, ベルギー
グランプラス
14世紀の広場「グランプラス」へ移動。
歴史的建造物に囲まれた広場には多くの観光客がいるのだが、大きな広場なだけあって圧迫感はない。
ベルギーのブランド「ゴディバ」もグランプラスに店舗を構えている。
お店に入ってみると日本のゴディバでは見たことがない”チョコレートがかかったいちご”が売られている。正確な値段は覚えていないが「海外旅行でお財布の紐ゆるんじゃう~~」とはならないほどの値段だった。
食べるか、食べまいか悩みまくって結局食べなかったのだが(さっきいちごワッフル食べたし…)、グランプラスで食べるチョコいちごはさぞかし美味しいだろう。
チョコレートのことを頭から消し去り、グランプラスにある「セルクラースの像」を見に行った。
セクラースの右腕(みんなが触って金ピカになっている部分)に触れると幸運が訪れると言い伝えられているらしい。
幽霊、占い、おみくじなどの類は信じないタイプなのだが、周りにつられてわたしもしっかり触ってきた。
名称:グランプラス
住所:Grote Markt, 1000 Brussel, ベルギー
小便小僧
世界三大がっかりと言われている小便小僧。
ブリュッセルにきたら直接そのがっかりを見てやろう、と思ってきた。
うん、イメージ通り。こじんまりしている。
むしろ飾られている花のほうが目立っている。
小便小僧の向かいにあった建物の自転車デコレーション
イメージしていたヨーロッパを体験できるブリュッセル
「ヨーロッパは治安が悪い」とひとくくりにされることが多いが、同じベルギーでもブルージュとブリュッセルの雰囲気はまったく違った。
道で物乞いする人、お金をくれと声をかけてくる人、道で大声でケンカをしている人。
ブリュッセルでは観光している最中も治安の悪さを実感したが、まさにこれが日本の人が想像する治安の悪さだろう。
たまたま地元のお祭りが見られたのはとても面白かった
何事もなくブリュッセルでの観光を終えることができて安心したのか、久しぶりのホテル一人部屋で落ち着けたのか、この日は爆睡。
翌日はバスでフランス、ストラスブールへ向かう。
▼7日目の記事はこちら
7カ国ヨーロッパ周遊旅行~1ヶ月間の女一人旅(7)ブリュッセル→ストラスブール
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