わたしが行った7カ国と各国の街はこちら。
- オランダ(4泊)ハールレム、アムステルダム、ロッテルダム
- ベルギー(2泊)ブルージュ、ブリュッセル
- フランス(3泊)ストラスブール、コルマール
- ドイツ(4泊)フランクフルト、マインツ
- イギリス(5泊)ロンドン
- ポルトガル(5泊)リスボン、シントラ
- スペイン(5泊)バルセロナ、シッチェス
行きと帰りのフライト時間を含めてちょうど31日間の旅。23日目の記録です。
リスボン最後の日!半日観光へ
合計5泊したリスボンでの最終日。
バルセロナまで片道25,000円。2日前に航空券を探し始めたので、金額、時間などちょうどいい便がなく、LCCの深夜便(21時発、深夜1時着)を予約した。
「バルセロナだったら空港に人もそこそこいるでしょ。朝まで空港で過ごせばいいや」
ここまで無茶なスケジュールは立ててこなかったのだが、いきおいで人生初の”空港泊”をする。(詳しくは後述するが、もう空港泊はしないだろう)
とりあえず夕方までは時間があるのでホステルをチェックアウトした後、スーツケースをラゲージルームに置かせてもらい、半日リスボンを観光することにした。
Tram28
節約のためにほぼ徒歩で移動していたリスボン。
観光バスやトゥクトゥク(リスボンでは観光トゥクトゥクが至る所にいる)ではなく、住民が普段から使っているトラムでリスボンの街並みを見て回ることができるということで、滞在5日目にして初めてトラムに乗る。
乗車時に現金で支払うと3ユーロするらしいので、地下鉄、トラムが乗り放題の6.6ユーロの24時間チケットを地下鉄の駅で買ってからトラムの乗り場へと向かった。
向かったのは観光客に有名な「トラム28番」の始発駅。朝9時前にトラムの乗り場に到着したのにすでに観光客でいっぱい。
30分ほどして無事に乗ることができた。わたしの後ろにはわたしが来たときよりも長い列ができていて、朝イチではなかったら乗る気がしなかったかも。
始発を出発した時点でこんな感じ。
車や建物が触れるほどの近さでドキドキ。石畳をガタガタと走るトラムに揺られながら、往復1時間ほどのリスボンの景色を楽しんだ。
名称:トラム28番(始発駅)
住所:Praça Martim Moniz, 1150-052 Lisboa, ポルトガル
Restaurante O Paco
トラムに乗ったときに使った24時間チケットがまだ使えるので、ネットで調べていた「O Paco」に電車で向かうことにした。
英語メニューがなかったのでスマホのカメラでメニューを映し、ポルトガル語を自動翻訳にかける。
英語は流暢ではなさそうな店員さんだったが、英語で少し説明をしてくれたおかげでお得なランチセットがあるということは分かった。
ランチセットではスープ、メイン、デザートが数種類ずつあり、それぞれ自分で選ぶことができた。
温かいかぼちゃ?のスープ。
揚げたて熱々のタコのフライとガーリックライス。
唐揚げとごはんという組み合わせが日本と似ていて少し懐かしい。
デザートのチョコムース?
甘党のわたしでさえ激甘で食べ切れなかったのだが、ポルトガル人はみんな甘党なのだろうか。
ランチセットの量と価格を考えると14.5ユーロは安い。地元の人も来ていたお店でオススメだ。
名称:Restaurante O Paco
住所:Av. de Berna 46B, 1050-220 Lisboa, ポルトガル
アマーリア・ロドリーゲス庭園
昨日も訪れてお気に入りになった「アマーリア・ロドリーゲス庭園」
レストランの近くだったので立ち寄った。
水遊びをしているお犬さんたちを見ながらボーっとする時間。
かわいくてずっと見ていられる。
リスボンからスペイン、バルセロナへ
最後はゆっくりした時間を過ごして半日観光は終了。
ホステルに戻って一度シャワーを浴び、スーツケースをとって空港へ向かった。
LCCの「ブエリング航空」
成田空港の第3ターミナルのように、「ブエリング航空」はターミナルが離れているので無料のシャトルバスに乗り込む。
ターミナルに着いたら、人、人、人…!!
きちんと搭乗2時間前にターミナルに着いてチェックインしようとしたところ、カウンターで「少し遅延しているからまだチェックインできないよ。1時間後にまた来て」と言われた。
成田の第3ターミナルより小さいリスボンのターミナル。少ししかない椅子もすべて埋まっていて、地べたに座る人、外に出て待つ人、とにかく人で溢れている。
ターミナルにひとつしかないカフェの空間だけ人口密度が低いエリアだった。割高でわざわざ買う人が少ないようだ。さすがにずっと立って待つのはしんどかったので、カフェでカフェラテとPastel de nataを買って時間を潰した。
どこで食べても、やはりポルトガルのナタは美味しい。1時間待ってやっとチェックインができ、スーツケースを預けることができた。
そのあとも搭乗まで時間がかかり、結局出発したのは22時半くらい。
リスボンからバルセロナまでは約2時間のフライトだ。
5日間の滞在で感じたリスボン
ここまでリスボンのよいところばかり書いていたが、リスボンは他の国よりも道端に落ちているゴミが多かった気がする。あとホームレス、物乞いの数も多い。
ゴミだらけなチケット販売機
トラムの乗り場に行く途中にあった公園もホームレスのたまり場になっているようで、公園内に寝泊まりしているテントがたくさんあった。
歩いているときにいきなり男の人に「家がなくなってお腹が空いている。お金を恵んでくれないか?」と声をかけられたこともあった。
「治安が悪い」というよりは今までの国より「貧しい人が多い」と言ったほうが合っているかもしれない。
「のんびり」「南国のヨーロッパ」という印象だったリスボン。この旅でヨーロッパの先進国以外を体験できたのはよい経験だったと思う。
ただ、出会った人、食、景色は間違いなく最高だった。
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