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7カ国ヨーロッパ周遊旅行~1ヶ月間の女一人旅(13)フランクフルト→ロンドン

ロンドン ブロードウェイマーケット 旅行記

わたしが行った7カ国と各国の街はこちら。

  • オランダ(4泊)ハールレム、アムステルダム、ロッテルダム
  • ベルギー(2泊)ブルージュ、ブリュッセル
  • フランス(3泊)ストラスブール、コルマール
  • ドイツ(4泊)フランクフルト、マインツ
  • イギリス(5泊)ロンドン
  • ポルトガル(5泊)リスボン、シントラ
  • スペイン(5泊)バルセロナ、シッチェス

行きと帰りのフライト時間を含めてちょうど31日間の旅。13日目の記録です。

フランクフルトからロンドンへ

日本にいるときに航空券を購入していたので、フランクフルトからロンドンに向かう。12時ちょうど出発の便。初めてのルフトハンザ航空だ。

地下鉄でフランクフルト空港行きのチケットを買う。

電車のチケット

ちなみにドイツの駅には改札がない。買ったチケットを通す改札口がないのだ。つまり、チケットを買わなくても電車に乗ることができてしまう。

しかし、それは犯罪。ランダムにチケットを持っているか駅員のチェックが入り、もしチケットを持っていなければ罰金を科される。ドイツに行く予定がある人は電車に乗る前にチケットを買うことを忘れないように。

ヒースロー行きの飛行機

イギリスはシェンゲン協定(パスポートの提示なしで国境を越えられる協定)に加盟していない。これまでの国はバスに乗っている間に、電車に乗っている間に、いつの間にか国境を越えていたが、ここで初めてパスポートを見せてドイツを出国した。

フランクフルトからロンドンのヒースロー空港までは約2時間。

隣の席がガタイのいい西洋人でも気にならない。ヨーロッパに来たときのフライトと比べたら2時間なんてへっちゃらだ。

ロンドンの地下鉄で驚いたこと

到着したターミナルから少し迷いながら地下鉄の駅に着いた。

チケットを買おうと販売機の前には多くの人が並んでいる。みんなと同じように列に並んでいると駅員のおじさんの声が耳に入ってきた。

「チケットを買わなくてもクレジットカードが使えます!!」

チケットを買わなくてもいい??どういうこと??

駅員さんに聞きに行くと、やり方を教えるから着いてきてと言われ、駅員さんの言う通りに持っていたクレジットカードを改札にかざすとゲートが開いた。

なんと、ロンドンの地下鉄ではタッチ機能のついているクレジットカードであれば改札でそのまま使えるのだ。めちゃくちゃ便利で感動した。

駅の改札ロンドンの改札

世界最古の地下鉄なだけあって、古い路線ではネットがつながらず、地下に入ってしまうとGoogleマップが使えないという不便さも。

ただ、ネットがつながらない路線ではみんな本を読んでいて、全員がスマホの画面と向き合っている車内よりなんだかよい光景な気がした。

ロンドンの女性専用ホステル

ロンドンでの滞在5日間のうち、2日はホステル、3日は友だちの家に泊まることになっている。

今まで”女性専用の部屋”には泊ったことがあるが、ロンドンのホステルは”女性しか泊まれないホステル”だ。

女性しかいない16人部屋はまさに女子スポーツ部の合宿所のような見た目なのだが、適度な距離感があり、なんだか不思議な空間だった。

同じ部屋に日本人もいるようだった。今までのホステルでもアジア人はいたのだが中国人か、韓国人がほとんど。女性はメイクや服装で日本人なのか大体の予想はできるのだが、確信は持てない。

この女性のことも日本人かなと思っていたが、シャワー終わりにドライヤーをかけているのを見て8割がた日本人だと確信した。西洋人はドライヤーをする人は少ないし、ましてやホステルに宿泊する人でドライヤーを持ってきている人はほぼいない。そんな些細な習慣で日本人だと分かる感覚もおもしろいものだ。

ロンドンはヨーロッパの中でも物価が高い。宿泊した「Hostelle – women only hostel London」は立地の割に良心的な価格だ。

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ロンドンの若者が集まる「Broadway Market」

ホステルに荷物を置いてすぐに「Broadway Market」に向かった。

ロンドン生まれ、ロンドン育ちの友だちにオススメを聞いたところ、教えてくれたスポットのうちのひとつが「Broadway Market」だった。

ロンドン ブロードウェイマーケット

食べ物、雑貨、古着などの屋台が数十メートル続く。

ポストカードのお店

古着屋さん

特にロンドンの若者に人気らしく、友だち同士やカップルで来ている人が多い。観光客らしき人はあまり見かけない。まるで自分がロンドンに住んでいて、週末に遊びに来たかのような、そんな感覚になった。

ジェラートジェラート

お昼の便でロンドンに来たのでランチを食べ逃していた。ちょうどいいので屋台でお腹を満たそうと思い、次々においしそうな屋台に立ち寄っていたら、ジェラート、お肉、クレープ、と食後のデザートまでフルコースを屋台で完成させていた。

ステーキとチップスステーキ&チップス

クレープを食べていると、お年寄り用のカートを押して、よぼよぼと歩くおじいちゃんがクレープ屋さんにやってきた。

ヌテラのクレープヌテラのクレープ

いつも来る常連客らしく、店員さんが「いつもの○○味と○○味でいい?」とおじいちゃんに問いかける。おじいちゃんはそのままわたしの横に座り、クレープが出来上るのを待っている。店員さんが焼けたクレープを席まで持ってきてくれると、ゆっくりとクレープを食べ始めた。

「クレープ、おいしいねぇ」

そう心の中でおじいちゃんに話しかけながら、わたしはクレープを食べた。

多様性を感じるロンドン

これまでに訪れたアムステルダムやブリュッセルでは割とみんな同じような服装、メイク、ヘアスタイルだったことに気がついた。

ロンドンは人種の坩堝(るつぼ)と言われるように、いろんな人がロンドンに移り住み、みんな自分たちが好きな服装をするし、街にはジャマイカ、インド、パキスタンなどのレストランもよく見かける。自分たちの文化をここロンドンに根付かせているようだった。

ロンドン ブロードウェイマーケット

そんな多様性のある場所にいると、自然と「自分も自分のままでいいんだな」そう思えた気がする。

▼14日目の記事はこちら
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