〈景品表示法に基づく表記〉当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

サッカーが11人制と知らなかったわたしが『南葛SC』の試合を見に行った理由

サッカーグラウンド エッセイ

みなさんはサッカーが11人制だって知っていますか?

わたしはサッカーが11人制だと、つい最近まで知りませんでした。

これを読んでいる99.9%の人が「サッカーが11人制なんて当たり前でしょっっっ!!!逆になんで今まで知らなかったの?!」と思っていることでしょう。

あ。正しく言うと、「知らなかった」のではなく「忘れていた」です。

だって、小学生の時にサッカーと野球のルールくらいは体育の授業で習ったはずじゃないですか。

「サッカーが11人制と忘れていた」というだけでお分かりかと思いますが、わたしはサッカー、サッカー選手のことを全く知りません。

どれだけ知識がないのか、あえて詳しくお伝えすると、

・オフサイドというルールが分からない
・どんなポジションがあるのか分からない(MF、DFは聞いたことがある)
・日本代表のサッカー選手の名前を言われてもピンとこない

と、こんな感じ。

つまり、それだけ長い間、わたしは「サッカー」というスポーツと無縁な人生を送ってきました。

そんなわたしが28歳にして人生初のサッカー観戦で、『南葛SC』の試合を見に行ってきた話を書いていきたいと思います。

南葛SCとは

『南葛SC』とはどんなサッカークラブなのか、公式サイトから引用させてもらいました。

南葛SCはサッカー漫画『キャプテン翼』の主人公・大空翼が所属するチームと同名の社会人サッカークラブです。

原作者である高橋陽一氏がクラブのオーナー兼代表を務め、“葛飾からJリーグへ”をテーマに葛飾区及び東京都全域をホームタウンとし、葛飾区民&都民、行政、パートナー企業とともにJリーグ参入を短期目標に活動しています。

漫画に出てくるクラブが現実に存在するなんて、『キャプテン翼』が好きな方にしたら、そりゃ応援せざるを得ないでしょう!!

わたしだって『名探偵コナン』のキット様のような怪盗が現実にいたら応援しちゃう!!!(コナン大好き)

ただ残念なことに、わたしは『キャプテン翼』の漫画を読んだことも、アニメを見たこともありません。知っているのは「翼という主人公がサッカーをする漫画である」ということだけ。

そもそも原作者の高橋先生が葛飾出身ということを知ったのも、葛飾区内に『キャプテン翼』の銅像ができたり、駅が『キャプテン翼』仕様にデコレーションされたとき(3年前くらい)です。

デコレーションされた駅の写真をネットで見たとき、『キャプテン翼』と葛飾の関係性を知らなかったわたしは「急にどうしたのっっ??!!なにが起こったの?!」と少しばかし戸惑いました。ごめんなさい。

南葛SCの試合を見に行こうと思った理由

「サッカーを知らない」
「キャプテン翼も読んだことがない」

そんなわたしが『南葛SC』の試合を見に行こうと思った理由は、「親近感が持てる出来事がおこったからです。

大学時代の親友が好きだった今野選手は、私が唯一知っているサッカー選手。

授業中にコソコソとスマホを覗き込みながら「こんちゃん、こんちゃん」と、よくつぶやいていました。親友の口癖です。

「こんちゃんって誰だよ~」

と思いながらも、大学時代に親友の口癖を聞き続けていたおかげで、「”こんちゃん”というサッカー選手がいる」ということが記憶に刷り込まれたのでした。

少し前にYahoo!のトップニュースになっていた「南葛SCに今野選手がくる」いう記事をたまたま見つけて、「葛飾に”あのこんちゃん”が来るのかぁ!!」と、懐かしくも不思議な感覚になりました。

わたしの趣味のひとつトライアスロン。

泳ぐ練習のために月に数回、プールに通っています。

プールの隣にはサッカーグラウンドがあるんですが、青い洋服(ユニフォーム?ウェア?なんていうのか分からない…)の方たちがが練習をしているのをよく見かけます。

最初は「サッカーの社会人サークル的な方たちなのかな?」と思っていたのですが、ひょんなことから、その方たちが『南葛SC』の選手であると知ったのでした。

親近感が人に与える影響は絶大である

実は父親がスポーツを見るのが好きだったので、実家では時々サッカーの試合がテレビで流れていました。

しかし、サッカーに興味がないわたしにとってはただのBGMです。

夜ご飯で出てきた納豆をかき混ぜながら、テレビから聞こえる観客の「うぉーー!」という喜びの雄叫びや、試合の流れを淡々と解説する実況者の声をただぼぉーっと右から左に聞き流すだけ。見てすらいません。

それに対して『南葛SC』は、親友が大好きな「こんちゃん」がいる。わたしと同じ場所でトレーニングしている。

そりゃ自然と親近感がわくでしょ!

わたしが鬼の形相でプールで泳いでいる間、選手たちもJリーグに行くためにすぐ隣で頑張ってトレーニングしてるんだと思ったら、「試合も見に行ってみようかなぁ」という気持ちが芽生えました。

プール終わりの髪の毛びちょびちょ野郎が時々グランドを見ているかもしれませんが驚かないでください。不審者じゃありませんっっ!!!どなたが読んでるか分かりませんが、これだけは言っておきたかった!よろしくお願いします!!

実際に試合を見て感じたこと

試合を見て思ったことを一言で表すと、

サッカーぜんっぜん分からん!
けど、なんか楽しい!

です。

サッカー観戦は怖くなかった

わたしは騒がしい場所が苦手です。

サッカースタジアムのイメージは、まさにわたしの苦手な場所でした。

お酒を飲みながらキャッキャしている若い男女、相手にゴール入れられてしまった時に怒号を飛ばす人、叫ぶように歌う人。(わたしは今まで生でサッカー観戦をしたことなかったので、あくまでも想像ですが)

そんな中で観戦していたら、きっとわたしは冷や汗ダラダラ、心ここにあらず状態になり、試合を集中して見ることなんてできないでしょう。

しかし『南葛SC』の試合は、小さい子をつれた親子だったり、夫婦だったり、ザ・サポーターっぽい方だったり、多種多様です。

観戦している最中の雰囲気は、いい意味でゆるい!!!

はぁー、よかった。場違いな場所じゃなくて…。

そんなことを思いながら、芝生席にビニールシートをひいたのでした。

もちろん選手がいいプレーをした時、ゴールが入った時はみなさん熱くなりますが、わたしのような初めてサッカー観戦をする人にとって、この敷居の低さ、雰囲気のよさは心地よいはずです。

スポーツは本来、楽しむものである

わたしは選手とお話ししたこともないのですが、試合を見ている最中は「近所に住んでいるお兄さんのサッカーを見にきた」という感覚でした。

わたしが見に行った試合は負けちゃいましたが、試合の結果で見た後の感情はあんまり変わらないんじゃないかなと思います。

勝ったら「おー!勝ちましたね!お疲れさまです」
負けたら「負けちゃいましたね。でも頑張ってたね、お疲れさまです」

くらいの差じゃないかなと。

選手、クラブ関係者、めっちゃ南葛SCが好きな方には理解できないかもしれません。

あと、ロードバイク、トライアスロンを大人になってから趣味で始めたわたしからすると、スポーツ=楽しいもの

「スポーツに勝ち負けとかいらないんじゃないか」とも思ったりします。

もちろんわたしも『南葛SC』には試合に勝って、Jリーグに行ってもらって、地域活性化に貢献してもらえたら嬉しいです。

でも、”親近感から興味を持ち、スポーツは楽しむものであると思っているわたし”からすると、試合の結果は重要ではありません。

最後に

Voicyの公式チャンネルで配信されていた実況解説を聴きながら試合を見ていたんですけど、知らない単語、知らない戦術?ばかり。

ものすごく正直にいってしまうと、試合を見に行った後でも、まだ”サッカーへの興味”はないです。

だけど、わたしはまた『南葛SC』の試合を見に行くと思います。

コメント

  1. 神山 より:

    地元のチームが本気でJリーグ目指して頑張ってるって、凄くうれしい。
    勝っても負けても(本当は圧倒的に勝って欲しい)応援しちゃう。
    次に観戦するときは地元出身、44番相澤選手に注目。

タイトルとURLをコピーしました