こんにちは、さくら(@moi_reallife)です。
SDGsの影響もあり、ここ数年、ジェンダー問題について耳にする機会も多くなりました。
私自身もジェンダーについて、よく考えます。
女性の生理に伴う体調不良による労働損失や医薬品・通院にかかる費用など経済的な負担は国内で約7000億円。
タブー視されてきた分野だから、女性がどのくらい負担に感じているか、出費しているか知らない人も多いだろうな。
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— MAYU💛Lifestyle creator (@moi_healthylife) February 1, 2021
ジェンダー問題といえば、LGBTQをイメージされる方も多いのではないでしょうか。
しかし、ジェンダー問題とは、性教育、性犯罪、児童婚、ジェンダーバイアス、女性の社会進出など多岐にわたります。
今回は、「ジェンダー問題って何だろう?」と興味を持ち始めた方向けに、初心者でも読みやすいジェンダーが学べる本を5冊ご紹介していきます。
【初心者向け】ジェンダー問題が学べる本5選
以下の5冊です。
・女の子だから男の子だからをなくす本
・これからの男の子たちへ:「男らしさ」から自由になるためのレッスン
・82年生まれ、キムジヨン
・私がフェミニズムを知らなかった頃
男も女もみんなフェミニストでなきゃ
ナイジェリア出身の著者が、性別関係なくジェンダー問題について話し合うことの大切さを教えてくれます。
ページ数が少なく、本を読むこと自体が苦手な方でも読めます。中高生にもオススメです。
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わたしはハッピー・フェミニスト!
「わたし自身の、フェミニストの定義は、男性であれ女性であれ、『そう、ジェンダーについては今日だって問題があるよね、だから改善しなきゃね、もっと良くしなきゃ』という人たちです。女も男も、私たち「みんな」で良くしなければいけないのですから。」
ディオールが同名ロゴTシャツを作り、ビヨンセを始め全米が称賛したTEDスピーチ、待望の邦訳。フェミニズムを理解するための最適の1冊。
女の子だから男の子だからをなくす本
フリガナ付きで、小学生から読める本。
分かりやすい絵と共に、どんな言葉・行動が性差別になるのか、どう対処したらいいのか、具体的に書かれています。親子で読んでほしい1冊。
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性別の枠組みから自由になって、これから必要なジェンダーの知識を得る。子どもと大人で読む絵本。
性別による固定観念を吹き飛ばす、韓国発のジェンダー絵本!
「女の子はリーダーになれない」 「女の子は気を遣いましょう」「男の子は運動しなきゃ」「男の子は泣いてはいけない」などなど…
子どもたちを縛る「ことば」がなぜいけないのか。
具体的に解説し、そこから自由になるためにはどうしたらいいのか、カラフルで楽しいイラストとともに導きます。
これからの男の子たちへ: 「男らしさ」から自由になるためのレッスン
男として生きていると気づきづらい「性差別」
男らしさ、女らしさの固定概念で溢れる現代社会で、どのように子育てをしたらいいのか、考える機会を与えてくれる1冊です。
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君が将来、幸せになれるように――
男の子にこそきちんと話そう、性のこと。
「男らしさ」の呪縛は何歳から始まる?
わが子をセクハラ加害者にしないためには?
性差別社会に怒りを燃やしつつ、男子2人を育てる弁護士ママが悩みながら考えた、ジェンダー平等時代の子育て論。
82年生まれ、キム・ジヨン
韓国の小説。
女性として生きている人であれば、ジヨンが浴びせられる言葉、ジヨンがぶち当たる問題に共感します。ジェンダー問題を考えるキッカケとして最適な本。
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ある日突然、自分の母親や友人の人格が憑依したかのようなキム・ジヨン。
誕生から学生時代、受験、就職、結婚、育児…彼女の人生を克明に振り返る中で、女性の人生に立ちはだかるものが浮かびあがる。
女性が人生で出会う困難、差別を描き、絶大な共感から社会現象を巻き起こした話題作!
▼映画もあります。
私がフェミニズムを知らなかった頃
著者の方が経験してきた痛みや悲しみが書かれています。
痛みや悲しみを経験してきた人にとっては救いに、経験してきていない人にとっては気づきに繋がる本。ジェンダー問題やフェミニズムを学ぶことの重要性が分かる1冊です。
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機能不全家族、貧困、精神疾患、自殺未遂など、いくつもの困難を生き抜いてきた彼女が、フェミニズムにたどり着くまで。
殴る父と耐える母、ハラスメントの横行、エロ情報の氾濫、あからさまな賃金格差、性犯罪におびえなければならない日常……。
かつて1ミリも疑ったことがなかった「男女平等」は、すべてまちがいだったのか? もう黙ることはしない。体当たりでつかんだフェミニズムの物語。
【まとめ】ジェンダー問題が学べる本5選
学びの順序は、
だと思いますが、
ジェンダー問題に関しては、
「知らない」と「学ぶ」の間に厚い壁があります。
今まで自分が日常的に使っていた言葉に対して「もしかして、私が前に言ったことは性差別だった?」と気が付くために、そして、今後、言わないようにするために、全人類がジェンダー問題について学ぶべきです。
私自身も学び、考え続けていきます。
参考になれば嬉しいです。
では、また!
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